免疫力を高めるための5つの習慣

身体の免疫機能とは、私たちの身体を感染症や細菌などの有害物質から守ってくれる防衛機構の事です。

身体が内側から健康であるためには、何よりもまず免疫力を強化することが大切です。

これは必ずしも難しいことではありません。免疫力を強化するのに役立つ基本的な習慣がたくさんあります。

今回はその中から、基本的でシンプルな生活の質を高めるのに役立つ6つの習慣をご紹介いたします。

1. 十分な睡眠をとる

睡眠は身体を健康に保つために絶対に欠かせません。

睡眠中には、身体の細胞は再生され、身体が回復していきます。

これは体内に無数に存在する抗体が、痛みや病気と闘ってくれているおかげです。

十分な睡眠をとらないと、本来身体が兼ね備えている、自分も身体は自分で治す力である、自然治癒力が低下してしまいます。

なので、健康のために毎晩7~9時間の睡眠をとるよう努めましょう。

これが免疫力の強化につながります。

2. 食生活を改善する

なるべく自然の食べ物を体内に取り込む

自然の野菜や果物は免疫力を高めるために必要な抗酸化物質を多く含んでいます。

たとえば柑橘系やベリー類を毎日食べれば、ビタミンCと抗酸化物質を多く摂ることができます。

生きた野菜や果物を食べることで、病原菌に負けない身体を作ることができるのです。

また、免疫力は健康な腸に依存しています。

肉類・卵・乳製品などの高タンパク食品を食べる割合が多いと、免疫力の機能が大幅に低下してしまいます。

野菜や果物を意識して摂取して、食事のバランスを改善しましょう!

3.エクササイズをする

毎日身体を動かす事から始めましょう

エクササイズで毎日身体を動かす事で、慢性の肩こり・腰痛や病気や風邪のの予防になります。

仕事が忙しくて時間がないという人もいますが、まずは朝15~30分早起きする事で、時間に余裕も出ますし、身体を動かす時間も確保できます。

少しずつ運動する事になれてきたら、1日に30~1時間を、ウォーキング・サイクリング・ヨガなど、自分の好きな事をする時間にあてましょう。

どんなエクササイズでも免疫力の強化になりますし、心と身体もつよくなります。

また、エクササイズで身体を動かす事で、ストレスを解消を促すホルモンが脳から分泌される事で良い心の状態を保つことができます。

まずは1日のうちわずかな時間でも、エクササイズする機会を作りましょう。30分間続けてもいいですし、10分間の運動を1日に3回実行するなど、自分のライフスタイルに合わせた方法を見つけましょう!

4. 水分を十分補給する

まずは1日に1ℓ飲むことを目指しましょう

まず水を飲むことで身体に水分を十分補給し、免疫力を強化することができる、ということを覚えておきましょう。

私たちの身体の70%以上が水分でできています。

身体に最も必要なものは水ですが、ついついお茶やコーヒー、清涼飲料水などで水分補給しがちです。

慢性的に水分摂取が不足している人たちが多く、これが免疫システムに深刻な影響を与えています。

体内に十分な水分がなければ、1日をとおして体内にたまっていく毒素や老廃物などを効果的に排出することができません。

排出されない毒素は血流に吸収され、免疫システムを弱体化します。

また、脱水状態になると内臓が正常に機能しなくなりますから、病気にかかりやすくなります。

そんな事態を避けるため、1日に最低2リットルの水を飲むようおすすめします。1日をとおして水分補給をするために、いつでもペットボトル入りの水を携帯するように心がけましょう。

5. 喫煙しない

喫煙は百害あって一利なし

喫煙は、身体の臓器すべてに悪影響を与え、免疫力を確実に低下させます。

タバコがもたらす有害な影響を避けるため、近年では大部分の公共の場で喫煙を禁止する傾向にあります。

タバコは、高血圧症やある種のガン(特に呼吸器系)を引き起こす危険因子の1つです。

また、免疫力を高めようとしているなら、タバコを吸うことで、その努力がすべて無駄になってしまっているといっても過言ではありません。

ここに挙げたシンプルな習慣を身につけて、私たちの健康を守ってくれる免疫システムを応援しましょう!

宮田カイロプラクティック